脚注・引用

脚注・引用(コラム1~7)

[1]NHK総合 「あさイチ」安室奈美恵さん特別インタビュー 2018年9月12日放映より引用。

[2]GENIUS 2000 Wikipedia より原文引用。
https://ja.wikipedia.org/wiki/GENIUS_2000Wikipedia引用元は日経BP刊『日経エンタテインメント!』2000年3月号156ページ4段目。

[3]講談社発行 ViVi 2018年8月号 34ページ 1段目インタビュー記事より引用。

[4]TRANS.Biz記事「「不惑」の意味は年齢のこと?孔子の論語との関係や使い方も解説」 https://biz.trans-suite.jp/19048 より引用。

[5]Career-Picks記事「「不或」だった説もある」 https://career-picks.com/business-yougo/huwaku/ より引用。

[6]NHK総合 平成史スクープドキュメント第4回 2019年1月20日放映より。

[7]NHK総合 安室奈美恵「告白」 2017年11月23日放映より引用。

[8]Billboard JAPAN 安室奈美恵『Uncontrolled』インタビュー(2012年) 記事より。http://www.billboard-japan.com/special/detail/52

[9]「【安室奈美恵】低迷期からの復活劇についてセールス・ライブ動員数メインで語る①(2001年~2006年)」 2018年1月11日付けブログ記事より。https://note.com/namieoricon/n/n5b5319c2e5e6

[10]billboard JAPAN 安室奈美恵「Queen of Hip-Pop」(2005年) 記事より。http://www.billboard-japan.com/special/detail/72

[11]NHKラジオ 2018年9月16日放送 安室奈美恵引退の日特番~未来へ~ Vol.02 2000年代、セルフプロデュース時代https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/namieamuro20180916_02.html より。

[12]琉球新報Style 2018年4月26日記事「安室奈美恵が人々を魅了し続ける理由 音楽ライターと沖縄の記者がアムロ愛を語り尽くす」中の平賀哲雄さんの表現より引用。https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-707325.html

[13]わりとこうアムログ 2018-09-08付けブログ記事「きみアムラー世代じゃなくない?と言われるとイラっとするので反論したい」参照。

[14]集英社発行 MORE 2012年8月号 192ページ 4段目より。

[15]講談社発行 ViVi 2018年8月号 34ページ1段目より。

[16]AMURO.TV!!-安室奈美恵に見る街の流行ブログ- 安室奈美恵 伝説と苦労 20th Special VOL.3 2002-2006 より表現を引用。http://amuronamie920.blog84.fc2.com/blog-entry-249.html

[17]宝島社発行 sweet 2018年10月号 40ページ 4段目。

[18]講談社発行 FRaU DECEMBER 2017_No.520 132ページ 3段目参照。

[19]Sponichi Annex 2017年9月21日記事 “育ての親”平社長 安室引退に理解「あいつの美学なんだろう」https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/09/21/kiji/20170920s00041000411000c.html

[20]AERA dot. 2018年9月15日記事「安室奈美恵「そういうの大好き!」25年のキャリアを知るライターに見せた本当の素顔」での平賀哲雄さんコメントより。https://dot.asahi.com/dot/2018091200022.html?page=1

[21]BS日テレ 「独占密着・安室奈美恵!今の思いを語る」 2017年12月17日放映より。

[22]NHK総合 「おはよう日本」 2018年9月12日放映より。

 

脚注・引用(安室奈美恵が駆け抜けた時代)

[23]オリコン・エンタテインメント発行 oricon style 2005年4月25日号 28ページ 秋原納津子 記事より表現を引用。

[24]NHKラジオ「安室奈美恵引退の日特番~未来へ~  Vol.02 2000年代、セルフプロデュース時代」NHKラジオ らじる★らじる WEBマガジンより引用。

[25]たとえばYouTubeを見ると、2005年12月に正式公開された後、日本国内では2006年に急速に利用者数が増え、2007年3月には国内利用者数が1000万人を突破したと報道されている。

CNET Japan ニュース 2007年3月22日付け記事「YouTube、国内利用者数が1000万人を突破–平均月間利用時間は1時間15分に」を参照。https://japan.cnet.com/article/20345600/

[26]ネット文化と安室ちゃんの活動との相性が良かったことが安室ちゃん支持の下支えとなったという指摘は過去に前出[13]のニスタさんブログにより明確に提示されていましたが、ここでもう少し考察してみたいと思います。

NHK 2019年1月20日放映「平成史スクープドキュメント 第4回」においては、安室奈美恵が平成の歌姫に返り咲いた理由として以下を挙げていました。

・SNSやネット配信の普及が、コンサートでの体験のようなライブ感・一体感・共感を得ることの欠如をもたらした。

・その反動として若者の「生の体験」への回帰が生まれてきたが、それは期せずして、ネット文化に背を向け、コンサートに力を注いできた安室奈美恵の追い風となり、人気を盛り上げていった。

この番組ではバーチャルなネット文化と安室ちゃんとの関わりは否定的に捉えられています。しかしむしろ逆に結果的には安室ちゃんはSNSやネット文化と親和性が高い方法で、その人気を盛り上げていったのではないでしょうか。

インターネットの本質はPush型ではなくPull型(ユーザーが主体)で、かつ拡散させることで情報は広がります。Push型の代表的なメディアはテレビですが、平成中盤以降はインターネットの普及により、テレビなどのメディアでの話題提供による人気獲得の手段とは別に、情報をPullしたユーザーの「共感」や「拡散」により人気を高めることができるようになりました。(つまりネットがマーケティングにもたらした変革は、テレビなどのメディアでの露出と宣伝を主体とする手法とは別に、ネット上での共感・拡散を提供するという手法を提供したことです。)

平成中盤以降、安室ちゃんがテレビへの露出や作品宣伝、SNSへの露出を避け、コンサートとDVD作品に力を注ぐようになったのは事実です。またこの時期にはDVD売上げがすごく、ライブパフォーマンスが高く、映像作品として高い人気があったことが推測されます(前出[9]のクさんブログ参照)。楽曲・ダンスもルックスもカッコイイ、映像映えする安室ちゃん。ネット上での共感や拡散できる映像を提供することで、ネットを介して人気を下支えし、盛り上げていったと考えられます。むしろネット文化とのかかわりは強かったと思います。

[27]NHK総合 安室奈美恵「告白」 2017年11月23日放映より表現を引用。この番組では2007年1月24日リリース「Baby Don’t Cry」(CD累計14.4万枚)のヒットに触れた際に「完全復活を遂げた」とナレーションしている。

[28]マーケの強化書 2018-02-07付け記事『あの世代は何を考えているか分からない?』マーケティング施策に役立つ「各世代の特徴まとめ」より抜粋引用。https://genesiscom.jp/generation/

(2)野村総合研究所「世代別分析から見た消費行動の展望」 日戸浩之 著 知的資産創造/2019年10月号 18ページより抜粋引用。https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/knowledge/publication/chitekishisan/2019/10/cs20191003.pdf?la=ja-JP&hash=02EFB6DA7E2350B8250E3551C6F14BEABE60B5D6

(3)日本経済新聞 電子版「「団塊」「バブル」「ロスジェネ」「ゆとり」… サラリーマン世代論 解を探しに・引き算の世界(1)」 2016年4月12日付け記事より抜粋引用。

[29]世代論は居酒屋論談でのネタであって、信用ならないと感じる方も多いと思います。たしかに各個人の生い立ちや性格の違いを無視する議論であることはいがめません。しかし以下の理由で有用とする意見もあります。

「一般的に日本は、地域、人種、言語、宗教、収入などによる差が他国と比較して小さいといわれている。(中略)格差が小さい社会であったために、戦後の何度かにわたって生じた景気の変動やさまざまな技術革新をいつ、どのような時期に体験してきたかが、生活者の価値観、消費意識や新商品・サービスの受容性に影響していると考えられてきた。」 野村総合研究所「世代別分析から見た消費行動の展望」 日戸浩之 著 知的資産創造/2019年10月号 9ページより引用。

なお各世代の分け方や特徴については研究者により異なることが多いですが、例として以下の表が分かりやすかったので、掲載します。(前掲「世代別分析から見た消費行動の展望」 18ページより引用。なおバブル世代は前半世代を「新人類世代」とする研究が多い。)

[30]日本総合研究所「団塊ジュニア世代の実情 ─「不遇の世代」を生み出したわが国経済・社会が抱える課題─」 下田裕介 著 JRIレビュー 2019 VoL5. No.66 45ページより引用。https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/11093.pdf

[31]当然なことですが、安室ちゃんを目標としてあこがれる女性は、就職してキャリアを目指す女性ばかりではありません。結婚などでキャリアを中断したり、専業主婦となった女性も含まれます。自分らしく生きるという思いや何かを目標として頑張るという姿勢は共通なので。

[32]前掲[18] FRAU DECEMBER 2017_No.520 132ページ 3段目に次の記載がある。「安室奈美恵×Nao’ymtが作り出すブラック・ファンタジー。その世界観は、Nao’ymtがサウンド・プロデュースを手掛けた全国ツアー「namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009」で見事に具現化されていく。」

[33]勁草書房発行 米澤泉(甲南女子大学准教授) 著 「「女子」の誕生」 2014年刊 42ページ参照。

[34]講談社発行 ViVi 2018年8月号 55ページ 2段目インタビュー記事より文言引用。

[35]YAHOO! JAPANニュース 2018年9月14日付け記事「安室奈美恵という生き方 ~「この国の新しい女性たち」を導いた25年~」 米澤泉(甲南女子大学准教授) 著

この記事での米澤氏の表現では安室奈美恵は「この国の新しい女性たちを代表していた」とあります。本稿とは異なり米澤氏は世代論ではなく、平成を生きる女性たちのライフスタイルの違いや物事の感じ方を切り口として論じています。米澤さんからすれば「安室ちゃんカワイイ」と感じる女性たちは、ポスト団塊ジュニア世代より前、雑誌「オリーブ」を手に取った若き団塊ジュニア世代を起点に脈々と続いているし、今も続々と誕生していることになるでしょう。詳細は該当記事の他、勁草書房発行 米澤泉 著 「「女子」の誕生」 2014年刊 を参照ください。

[36]講談社発行 ViVi 2018年8月号 No.425 34ページ の以下のインタビューから一貫した考えであったことが分かります。

「セクシーとかきれいとか可愛いっていうカテゴリーが自分の中にはなくて、唯一、10代からやってきて、周りからも支持してもらえたのが”かっこいい”だったと思うので、初心は忘れちゃいけないな、それを忘れると私じゃないんじゃないかなと思うようになりました。」

[37]勁草書房発行 米澤泉(甲南女子大学准教授) 著 「「女子」の誕生」 2014年刊 178ページおよび182ページより表現を引用。また米澤氏は「大人かわいい」は女性が「私らしくあること」の自己表現の一つとして捉えています。(「ガーリー」も同義)

[38]同上 「「女子」の誕生」 189ページより抜粋引用。

[補追 注1]東洋経済新報社刊 野村総合研究所 松下東子/林裕之/日戸浩之 著 「日本の消費者は何を考えているのか? 二極化時代のマーケティング」 2019年刊。 

[補追 注2]朝日文庫 宮台真司 著 「制服少女たちの選択 After 10 Years」 2006年刊。

[補追 注3]この法律で総合職(企業の中核・幹部候補)と、一般職(サポート職)が区別されるとともに、採用・昇進などでの男女差別が禁止された。

[補追 注4]レバレジーズ株式会社「キャリアチケット」2023年11月15日付け記事 「総合職とは?仕事内容や一般職との違い・進路に悩んだ時の選び方を解説」の「総合職と一般職ができた背景」を参照。
https://careerticket.jp/media/article/439/

もっと古い時期(2004年(平成16年))の資料としては、厚生労働省が平成16年7月23日に発表した報告書「コース別雇用管理制度実施状況と指導状況について」を参照。
この資料によれば、総合職採用者に占める女性の割合は12.0%とまだまだ少ないものの、募集・採用時の総合職か一般職かのコースの決定では、調査対象の企業の77.2%が「本人にコースを選択させている」と回答している。
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/07/h0723-7b.html

[補追 注5]現代(2000年前後以降)が、主体的に生きることを迫る時代であることの指摘は、臨床心理学の立場からもある。
京都大学の心理学者である河合俊雄によれば、心理療法の対象となる「こころの問題」には、時代の傾向に応じた流行があるという。
昭和時代では対人恐怖症や神経症が症例として多かったものが、その後、境界性人格障害が流行し、1990年代には解離性障害(多重人格障害)が増える。その後、現在では発達障害が非常に目立つという。
河合氏によれば、発達障害の多くは「主体が弱い」という特徴があるという。平成時代中期以降は、「主体」の確立が時代的な要請として存在しており、それに応えられない人たちが症状を生み出していく面があるのではないかと述べている。
(詳細は、朝日新聞出版発行 チーム・パスカル著 朝日新書868「いのちの科学の最前線」 2022年刊 215ページ、および 株式会社創元社発行 河合俊雄編 「発達障害への心理療法的アプローチ」 2010年刊 136~150ページ を参照。)

もっとも心理学における「主体」や「主体性」は、「自我」を意味するので、本稿での「主体性」とは微妙に意味が異なる点は留意する必要がある。

脚注・引用(おわりに)

[39]講談社発行 ViVi 2018年8月号 No.425 表紙より引用。

[40]NHKラジオ「安室奈美恵引退の日特番~未来へ~  Vol.03 皆で作り上げてきたライブの魅力と、引退への思い」NHKラジオ らじる★らじる WEBマガジンより引用。

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